バンコクに数あるショッピングモールの中でも、私が特にお気に入りなのが「エンポリアム(Emporium)」です。
初めて訪れたとき、思わず「ここは本当にデパートなの?」と声が出てしまうほど、上品で落ち着いた空気に包まれていました。
アクセスも抜群で、BTSプロンポン駅(Phrom Phong)直結。
駅の改札を出ると、すぐに冷房の効いた館内へ入ることができるので、タイの強烈な日差しやスコールの心配もなし。
まさに“都会のオアシス”という言葉がぴったりです。
この記事では、そんなエンポリアムのフロア構成や営業時間をはじめ、フードコート・両替・映画館といった見どころを、私の体験談を交えながら詳しく紹介していきます。
エンポリアムとは?
エンポリアムは、バンコクの高級ショッピングエリア「スクンビット」に位置するデパートで、**The Mall Group(ザ・モール・グループ)**が運営しています。
向かい側には姉妹施設の「エムクオーティエ(EmQuartier)」があり、2つ合わせて“エムディストリクト(Em District)”と呼ばれています。
最近ではさらに新しい「エムスフィア(EmSphere)」も誕生し、エリア全体がバンコク屈指のショッピング拠点になりました。
エンポリアムは1997年に開業し、バンコクでは老舗の高級デパート。
とはいえ、内装は今でもとても洗練されていて、重厚さの中にモダンな雰囲気を感じます。
高級ブランドだけでなく、グルメ・雑貨・映画館・スーパーまで揃っており、地元の人も観光客も楽しめるバランスの取れたモールです。
アクセス方法
BTSを使うなら、プロンポン駅(Phrom Phong)直結が一番便利です。
私はバンコクに滞在しているとき、BTSで移動することが多いのですが、エンポリアムは改札を出てわずか数十歩。
外に出なくても館内に入れるのは本当にありがたいです。
また、**タクシーやGrab(配車アプリ)**を使う場合も、スクンビット通り沿いにあるためアクセスしやすいですが、夕方の渋滞には要注意。
もし時間に余裕がないなら、やはりBTSがおすすめです。
営業時間
エンポリアムの営業時間は以下の通りです。
- 営業時間:午前10:00〜午後10:00
- 定休日:なし(年中無休)
フードコートや映画館は店舗によって閉店時間が異なりますが、だいたい夜9時〜10時まで営業しています。
夜でも明るく、安全に買い物を楽しめるのも魅力です。
フロアマップと見どころ紹介
それでは、私が実際に歩いて感じた各フロアの雰囲気やおすすめポイントを紹介していきます。
地下1階(B1)|グルメマーケットとフードホール
エンポリアムの地下は、まさに“食の宝庫”。
ここには「Gourmet Market(グルメマーケット)」という高級スーパーが入っています。
私はここでよくお土産探しをします。
タイ産のドライフルーツや調味料、可愛いパッケージのスナックなどがたくさんあり、見ているだけでワクワクします。
価格は街中より少し高めですが、品質が良く、清潔感があるので観光客にもおすすめです。
また、**フードコート「Emporium Food Hall」**も人気スポット。
私はここでガパオライスやカオマンガイを食べたのですが、味は本格的で、どのお店も美味しい!
清潔なテーブル席も多く、女性一人でも安心して食事ができます。
1階|高級ブランドと両替所
1階に足を踏み入れると、まるで海外の高級ブティック街を歩いているような気分になります。
Louis Vuitton、Gucci、Chanelなど、有名ブランドがずらり。
でも、私がよく立ち寄るのは両替所(Money Exchange)。
特におすすめなのが、信頼できる「SuperRich Thailand」です。
私は以前、ここで両替をしましたが、レートが良く、スタッフの対応も丁寧でした。
観光客でも気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。
2階〜3階|ファッション&コスメ
2階から3階はファッションと美容のフロア。
海外ブランドに加えて、タイのデザイナーズブランドも充実しています。
私のお気に入りは「Sretsis(スレトシス)」というブランド。
タイらしい色使いや可愛いデザインが特徴で、日本にはない個性を感じます。
また、コスメエリアでは「Watsons」や「EVEANDBOY」などのドラッグストアもあり、タイ限定コスメを探すのにもぴったり。
4階|エンタメ&映画館「Emprive Cineclub」
4階はエンタメのフロア。
ここにある「Emprive Cineclub」という映画館は、まさに贅沢空間そのものです。
私は一度ここで映画を観ましたが、座席が広く、音響も素晴らしい。
席によってはブランケットやドリンクサービスもあり、まるでホテルのラウンジで映画を観ているようでした。
値段は普通の映画館より少し高め(約400〜600バーツ)ですが、その快適さを知ると他では観られなくなります。
5階|家電・書店・ライフスタイル雑貨
5階は生活雑貨や書店が集まるエリア。
特に「Asia Books」は観光客にも人気で、日本語の雑誌やガイドブックも手に入ります。
私が嬉しかったのは、ここにある文房具ショップ。
タイのオリジナル文具はデザインが可愛く、品質も高いので、お土産にも喜ばれます。
また、家電量販店では日本製家電も多く取り扱っており、バンコク在住者にも便利なフロアです。
6階|レストラン街
6階はレストランフロアで、世界中の料理が楽しめます。
私はここで「After You Dessert Café」のハニートーストを食べたのですが、外はカリカリ、中はふんわりで感動的な美味しさ!
バンコクではどの支店も混んでいますが、ここは比較的落ち着いている印象です。
他にも「Shabushi(しゃぶしゃぶ食べ放題)」や「MKスキ」など、タイで人気のチェーンも充実。
家族連れでも楽しめるフロアになっています。
便利な施設・サービス
エンポリアムは観光客にとってもとても親切な作りです。
- 両替所:1階・地下階に複数あり(SuperRich推奨)
- 免税カウンター:VATリファンドに対応(パスポートを忘れずに)
- Wi-Fi:無料Wi-Fi完備
- トイレ・授乳室:清潔で使いやすい
さらに、エンポリアムとエムクオーティエ、エムスフィアは**スカイブリッジ(屋内連絡通路)**でつながっており、外を歩かずに移動できます。
雨の日でも快適にショッピングできるのがありがたいです。
私のおすすめルート
私がよく楽しむルートはこんな感じです。
- BTSプロンポン駅からエンポリアムに直行
- 地下のフードホールでランチ
- 1階のSuperRichで両替
- 3階でファッションチェック
- 4階のEmprive Cineclubで映画鑑賞
- 最後に6階のAfter Youでスイーツタイム
この流れで半日過ごせば、バンコクの“上質な日常”を体験できると思います。
私は何度行っても飽きません。
まとめ
エンポリアムは、単なるショッピングモールではなく、**「大人のための癒し空間」**です。
高級感がありながらも居心地が良く、誰もが自然体で楽しめる雰囲気があります。
BTS直結の立地、バラエティ豊かなフード、快適な映画館、そして観光客に優しいサービス。
どれを取っても完成度が高く、何度訪れても新しい発見があります。
バンコクで少し贅沢な時間を過ごしたいときは、ぜひエンポリアムへ。
買い物も、食事も、映画も、すべてがワンランク上の体験になるはずです。